大三坂、それもカトリック教会まえのマーガレット蕾である。掌にしっかり秘密を
握りしめてるみたいにも見えるが、もう間もなく自然に開花するはず。背後にぼんやり白く見えるのが今を盛りに咲くスズランで、店主の記憶ではスズラン、マーガレット、次いでハリストス正教会の白バラという順に開花する。
握りしめてるみたいにも見えるが、もう間もなく自然に開花するはず。背後にぼんやり白く見えるのが今を盛りに咲くスズランで、店主の記憶ではスズラン、マーガレット、次いでハリストス正教会の白バラという順に開花する。 初夏の風に揺れるマーガレットは大三坂を登る...下るでも良いのだが...パラソルでもさした清楚なご婦人という趣がある。そして楚々とした佳人こそ何か小さな秘密を隠し持ってた方が魅力的だと思ってるのだが、いつも予想は外れてしまう。ウソも隠しもない可憐な花は六月の風を受けていつも揺れながら頷くばかりである。

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