函館市が進める弥生小学校解体新築計画に対し、もう一つの"オルタナテイブ"を提案する会が誕生した。教育委員会の主張した「PTAや同窓会の要請による解体新築...」が全体の合意では無かったことや、「子供達のためにのぞましい教育環境」が解体新築のみでは無いということがわかる。以下に趣意書を転載するのでお読みいただきたい。...壊れたおもちゃを息子と直してるいるとき、子に言われた。「お父さんは、弥生小学校をなおせないの? なおして。また通いたい。」
ズキンときました。古いものを修理する仕事をしてるものですから、おもちゃが壊れても、すぐに処分して新しいものを買い与えずに、「壊れたら直せばつかえるんだ、最後まであきらめないで直す努力をしよう」なんて偉そうに子供にいっていました。
古い建物を壊すことなく時代に合わせた補強、改修をし、価値を高めて未来へつなぐ、リノベーションと呼ぶ工法に、解体新築の流れを変える可能性があります。その可能性があるのになかなか声をあげられずにいました。それは、今更声をあげて混乱が生じれば、動き始めた新校舎の計画がさらに延びてしまうのではという不安でした。親ですもの出来るだけ早く新校舎での生活を、旧西小、旧弥生小の子たちみんなで仲良くはじめてもらいたい。延びるようなことがあれば、きっとだれも耳を貸してくれない、そう感じています。
動き出している計画を邪魔することなく、解体新築の方向を校舎部分の保存改修に変えられないか、そのことを考えてみようとこの会を立ち上げました。
市長、市民、父兄、子供たちみんなの熱意が必要です。古き良きものを簡単に新しいモノに置き換える、その風潮をもう一度見直し、古きものをさらに魅力あるものにしていく、この試みは、函館なら出来る力があると信じています。保存改修のノウハウを函館の建設業界が成熟させていけば、きっと世界から注目されるはずです。
どうか、私たちの声に耳を傾けてくれませんでしょうか。行動を起こすだけの価値が、魅力が、この校舎にはあると確信しています。計画を邪魔するのではなく、むしろ新しい風を送り続けて行く、そんな会にしていきたく思っています。「最後まであきらめない努力しなさい」と息子に言い続けてきた言葉を、今度は自分に言い聞かせています。
ぜひ、皆さんの声を聞かせてください。yayoi@ing-lab.net がこの会のアドレスです。
弥生小学校を考える会 谷目 基 石田 亮介
以上である。




