
先の日食フィーバーだが、上空見上げ、空っぽのはずの頭のその以外な重さに驚いた。もちろん天体というのか宇宙というのか、その壮大な存在感や神秘的運動に感動もした。日頃、強欲金融資本の傍若無人振りや政治的リーダーたちの無能さに辟易しつつ、視線を足下に落としては小石など蹴飛ばす毎日だったが、精神衛生上「見上げる」方が格段によろしいこともまた良くわかった。
画像は西村佳哲・たりほ夫妻リビングワールドの"太陽系のそとmini"である。7cm角の光学ガラスに8万個の恒星がレーザーで点彫刻されたもの。いわゆる銀河系なのだが、夜空の天の川が小さくなって、それを外側から見ている状態である。といっても人類がこうした視点を持つことなど永久にあろうはずがない。ならば想像の産物かというとそうでもない。国立天文台・4D2Uプロジェクトによる公式データを元に再現したわけで、いわば神々の視線と言えようか。しずかに眺めてると悠久の時空を自由に遊ぶ感覚が湧いてくる。遙かなる高みから銀河系宇宙を見通すわけで、未曾有の金融危機も環境破壊も借金も病気もしばし忘れること間違いない。
"太陽系のそと"はお値段が18900円。東京、大阪、軽井沢、そしてここ函館と全国4カ所のギャラリーで現在テスト販売中だ。

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