2009年12月アーカイブ

 無風、かつ空に雲もない函館クリスマスの朝だ。店主近隣散策今朝も近くの教会群だったが、ニコライ司祭が純白ガウンに黒帽子の正装でおつとめに向かうところに出くわした。丁度居会わせた観光客一行に祝福を与え、扉の中に消えて行かれたのだが、眺めてる方にだって何やら神妙な気分が湧き上がる。ありがたや。
 散策から戻り、iMacをひらくと知人からうれしいクリスマスメールが届いてた。メッセージとともに聖歌がおまけに着いてきたが、店主も素直で健気だったはずの半世紀前が甦る。誰しもこうだった神の子たち...。
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皆様にもお勧めします♪♪♪http://www.youtube.com/watch?v=iAH0qm6OWKk&sns=em
メリークリスマス!
 午後6時、教会の鐘が鳴り渡りベイサイドでは花火が打ち上った。このところ似た教会画像ばかりだったが、しかしイブの今日はそれぞれ昨日とはどこかが違う。とりわけヨハネ教会では特設売店がつくられ、店主もホットワインとソーセージを買ってき
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た。

 丸みを帯びた美しい窓から灯りがもれていた。耳をすませてみたが格別聖歌が聞こえるわけでもない。空には三日月が朧に、そしてその暗い空から小雪が静かにゆっくり舞い降りているクリスマスイブ前日のハリストス正教会。IMG_6875.jpg

 ハリストス正教会を背景に青く仄かに点滅するヨハネ教会のツリー電飾は信州函館市民H田さん好み画像だ。代わり映せず、例年同じアングルの画像を紹介してきたが、その度に気に入ったというメッセージをいただいた。言われてみれば、静寂な佇まいのなか、健気に点滅を繰り返す青い小さなランプはヒトを内省的にしなくもない。
 で、先ほど、ヨハネ教会ガーデンへと定点観測に出かけて撮ってきたのがこの画像だ。電飾は相変わらず点滅していた、が、しかし待てども青色光は現れない。暖色ではあるが、普通の電球光が強弱を繰り返すだけだった。店主のせいではないけれど何だか申し訳ない気がする。ツリー傍では
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H井牧師さんが、クリスマスクリブ前の雪かきに精を出しておられた。

 最後のひとつ、カトリック教会でも降雪に誘われたかのように電飾のツリーが点灯された。ここでは青紫色のライトも灯されてるのでIMG_6834.jpg、また不思議な雰囲気が醸し出されている。

 一昨日から降り始めた雪が元町の名場面を変えた。ヨハネ教会の庭にはクリスマスクリブや十字架の中央にクリスマスリースが飾られたし、ハリストス正教会ではゲートにリース、そして庭には電飾ツリーが、カトリック教会は...これからの様だが、とにかくここの淑女たちのこれが正装なのは間違いない。IMG_6828.jpg

 昨日の朝、ステンドグラス作家の石戸谷準さんから作品が届いた。キャンドルスタンドと、サンキャッチャーと呼ばれるオーナメントである。どれもが小振りで、お値段も買いやすそうな設定。展示の方法も丁寧に記されていて、ギャラリー店主は珍しく即労働に取りかかった。
 サンキャッチャーだが、ギャラリー一角に張った細いチェーンにぶら下げる様に指示されていた。様々な色のガラスはもちろん美しいのだが、それぞれには一対の翼が彫り込まれていて、季節柄クリスマスのエンジェルを想像する。しかし、実はこれルドルフ・シュタイナーの翼なのだという。詳細は石戸谷さんのウエブページをご覧いただくことにして、1919年、シュタイナーはシュツットガルトに最初の学校を設立、そのクリスマス前に生徒達に「勤勉という左の翼と注意力という右の翼とで、君たちは人生へと飛び立ち、生きるための力を持った人間になることが出来る...」と話したという。
 芸術を教育の基本に据えたシュタイナー学校は今や世界中で1000を数える。石戸谷さんもその日本開設に取り組んだ先駆者のひとりなのだが、しかし時の文部省という厚い壁に阻まれた経緯をうかがった事がある。
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 Hakodateクリスマスファンタジー...といってもベイエリアの海上に大きなツリーが飾られ、6時に花火が上がる程度だ。赤煉瓦倉庫群や坂道の街路樹にも電飾が施されているのだが、しかし何だか作為ばかりが目立ち、肝心のファンタジーさにいささか欠ける。
 この地区には誇るに足る日常の中の非日常、つまるところ歴史的建造物なのだが、そうした名優たちがたくさん存在する。優れた役者は多くの表情を見せてくれるものだが、だからといってそのために必要なのは過大な明かりではない、小さな研ぎ澄まされた繊細な照明だけで十分である。静かな建物たちはやがて生き生きと雄弁に語り始めるわけで、これこそが究極のファンタジーだと思うのだが
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 例年、12月のギャラリーはクリスマスに関する作品を紹介している。別に大層な主義主張が有るワケじゃなく、近所のキリスト教教会に触発されて始めたもの。ギャラリーと懇意にしている作家達に呼びかけ、この場所から得た様々なインスピレーションが素になってると言えようか。向井田通子さんのパーチメントクラフトや水野由美さんのリース、小坂井順子さんのキャン                                 ドル、昨年好評だっ                                 た函館絵図暦などが                                 今年も展示販売。                         
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 30日の月曜、昼間はDOCOMOMO Japanの幹事長と市内のモダニズム建築物を訪ね回り、夜は三カ所でワインとかビールとか...。とりわけ三軒目では市役所の偉いサンと出会ってしまったモノで、"市民を幸せにしない函館市というシステム"をテーマに激論が飛び交い、結局帰還は午前3時を大きく過ぎてしまった。そんなわけで寝起きは快適なワケがない。で、お馴染み谷地頭リゾートにて心身リフレッシュ。帰路いつものように立待岬へと向かったのだが、しかし墓地入り口辺りで「冬期通行止め」の遮断機、進路変更して住吉漁港へ向かった。
 港には風もなく明るい陽が射していた。水は澄明で海底を30センチほどのサカナがひらひら、見上げれば青空を背にJALが函館空港に向かっていた。IMG_6659.jpg
 

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