店主幻想地獄を心配してくれた知人の新聞記者が、若い音楽家を連れて立ち寄ってくれた。岡大介クンというのだが、手書き手摺りチラシによると「ギターとカンカラ三線で明治大正演歌、昭和歌謡も歌えるフォークシンガー!東京都内を中心にライブハウス、居酒屋料理店をはじめイベント出演や施設慰問など、お酒を飲める場所飲めない場所にかかわらず活動中!!」だという。音楽にやたら情熱を燃やす新聞記者が身元引受人として招いたらしいのだが、店主を眼地獄から救いだし、耳天国へとしばし誘ってくれる。空き缶を利用した手製楽器を弾きながら添田啞蝉坊を唄うのだが、息苦しい時代を風刺と笑いで突き破るこうした若者の登場が、
店主にとても勇気を与えてくれた次第。
店主にとても勇気を与えてくれた次第。




