2010年6月アーカイブ

 画像はハリストス正教会の庭から眺めたカトリック教会だ。写真がすべて語ります...というほどの出来映えじゃないけれど、しかしこの木々の間から眺める教会の画像は、店主結構気に入ってる。
 かってローマの栄えは東西二つに分かれた。東ローマ帝国は首都をコンスタンチノーブルに遷し、西はバチカンだった。国教のキリスト教も東の「東方正教」と、西の「カトリック」とに分れたわけで、このアングルは言ってみれば、コンスタンチノーブルからエーゲ海を挟んでバチカンを眺めやる、というか、東ローマ帝国から西ローマ帝国を望む気分にさせるのである。
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 函館とその近郊で藍染め工芸を続ける安藤さん母娘、その恒例今年の"空の色展"が始まった。藍染めは日本の伝統的染色法なのだが、戦後ドイツから合成染料が伝わり、そのせいで一時途絶える事になる。栽培して収穫、乾燥して発酵させてスクモに仕上げ、必要に応じて藍建てするその膨大な手間暇にくらべると合成染料は簡便そのもの、まさに革命的だった。
 手間暇や不便性が尊い訳じゃないのは当然で、合理化して余暇を豊かに出来るからこそ人類なのだろう。しかし問題は、そうして手に入れた余暇や余裕だ。小人閑居して不善を為すとはよく言ったモノで、こうして手に入れた余暇を刹那的に消費して廃棄するだけならテマヒマを楽しむ方が遙かに良い...と、天然藍で染まった豊かで美しい「かや野作品」を見ながら考えた。
藍工房 かや野「空の色」展
7月12日まで
10:00open/19:00close
水曜定休
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 明け方、サッカーとテニスのビッグイベントをテレビ観戦した。嬉しい事にサッカーは勝ち残り、ウインブルドンでは期待の若手が惜敗した。スポーツは自分の汗を楽しむ行為だと思うが、出場選手のそれを眺めては手に汗握ったのも事実だ。店主モードへの切り替えには些か時間がある。自分が汗をかいた訳じゃないけれど、一眠りしてから谷地頭市民温泉に出かける事にした。ついでに恒例オプショナルツアー立待岬と相成った。
 ハマナスは今を盛りと咲き乱れ、穏やかな海上には漁船が二艘三艘。信州函館人サン指定席に座し目を閉じ耳をすますと、海上から漁業無線の声が驚くほど明瞭に聞こえてきた。この時期の温泉経由立待岬は絶対のお薦めだ。間違いなく幸福な一瞬が実感できる。
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 明日まちセンで開かれる久しぶりの「じろじろ大学」ですが、きっと「フェイク」という言葉がキーワードになると思われます。多くの受講出席を望みますが、この画像がNY自由の女神に見える方は視力検査を受けた上でご参加ください。なを授業内容をインターネット配信しますので、出席したくても遠くてムリな方にはこちらで参加出来ます。開講は明日25日午后6時半からで、アクセス先は次の通り。


○USTREAM

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○Twitter

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「弥生小学校校舎解体」と「二十間坂」、ここ西部地区では歴史的景観を巡り連続して二つの問題が発生しています。景観は市民が長い間協力し合って作りあげたその結果であり、大切な市民共有財産です。行政も条例を作って維持保存に努めているはずです。そうした大切なモノが、なぜ斯くも易々と失われて行くのでしょうか。火事や地震など天災なら諦めもつきますが、しかし問題なのはそれらが人為的に破壊されたところにあると考えます。こうした不幸を防ぐため市民は何が出来るかを"じろじろ目線"で語り合う場をもうけました。こぞってご参加ください。...といった趣旨で今週の金曜日(25日)午后6時半から、末広町まちづくりセンター1Fで開催いたします。

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 縦糸、横糸だけで織られた毛足のない平織りの敷物が"キリム"です。絨毯より軽く、湿気を逃がすキリムは日本の気候に最適な敷物です。紛争の続くイスラム諸国を直接訪ね歩き、貴重なキリムを集めて参りました。残り少ない貴重なオールド・キリムや、新作キリム、各種小物も取りそろえて皆様のご来場をお待ちしています...、と浦田浩之さんも一緒にやって来た。
「キリムと呼ばれる敷物展」
6月17日から21日まで
10:00open/18:00 close
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 JR函館駅を下車し、朝市の賑わいを抜け函館山に向かって歩き始める。国際ホテルや煉瓦造り旧郵便局舎前を過ぎるとそこはもう旧市街地、観光函館の極みでもある。豊かな経済力が作りあげた栄耀栄華なのだが、年を経て、落ち着きと渋みを加え、人に例えればかっての名優ジャン・ギャバンとかイブ・モンタンといったオトナの魅力でもある。
 さらに路面電車線路をこえるとそこは二十間坂だ。途中に老舗レストラン五島軒があり、石畳を踏んで函館別院や教会群へと人を導く。よく手入れされた民家も美しく、やさしい目をした住人が花をいっぱい育てたりしていて、こうした坂道一帯を歩くためだけに函館を訪れる知人がいるくらいだ。
 実際はそこから左にカーブして先に伸びるが、その二十間坂の突き当たりに相当するところに「二十間坂の自由の女神像」なるものが出現した。その今朝の画像を紹介する。ギャラリー店主としては素材が気になり人差し指で突いたらペコンペコンと虚しい音がした。
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 山女釣りに行ってきた。今シーズン初めてで、ステンドグラス作家・石戸谷さん親娘と一緒だった。早朝5時元町出発で、一時間後にはもう透明冷涼な山女たちの棲む世界。快晴無風、新緑が川面を染め、鳥啼き、せせらぎが耳に心地よかった。元町だって悪くないが、こうした環境は至福の一瞬をあたえてくれる。
 併せて5匹であるが、ともかくそれぞれがそれぞれの手に山女たちの生命反応を受け止める事ができた。水晶のように透き通った茂辺地川には川の宝石が健在だった。十分満足したけれど、しかし、元町に戻ってくると、近所で建築中だった店舗に巨大な自由の女神像が出現して大騒ぎになっていた。
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 摩周湖とかロンドンとかサンフランシスコなど、霧の中で魅力を増す場所はいろいろある。ふだん見馴れた景色がドラマチックに変身するわけで、この霧という気象現象は、なかなかな演出家だ。♪夜霧よ今夜も有難う...などと裕次郎が歌っていたけれど、誰しもが心のどこかに秘すればこそ輝くサムシングを持っているのではないだろうか。
 画像は今朝の函館だ。函館山が下半身まで隠れてしまったけれど、午后にはすっかり晴れた。夜景の美しい今頃、山頂の観光客の皆さんは「函館市民が北海道電力に支払ってる電気代」に歓声を上げ大きな拍手を送ってるに違いない。聴けば(株)函館山ロープウエイは行政も出資してる三セクだそうだ。どれだけ多くのモノを市民に還元してくれるのか、我々は日々楽しみに見てるわけでもある。天下り指定席との説があるけれど、そうした霧隠の術は論外。
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 ささきさんは大阪生まれの京都芸大出身だ。油彩専攻、それも抽象画だったという。始まりは紙粘土人形を作ったというのだが、それが全国公募展のグランプリになり人形作家としての位置を確立する。しかし、素材としての紙粘土には弱点が多い。いかんせん脆弱なのだ。そこで意を決し、素材を陶に変えることにしたのである。
 紙粘土に比べると陶は丈夫だが、しかし絵付けははるかに難しい。紙粘土の場合、キャンバスに絵の具彩色するのと殆ど一緒なのだが、陶の場合は発色が焼き上がるまでわからない。人形の頬には水溶灰液を塗るのだが、つい塗り過ぎて火ぶくれ人形をたくさん作ったのよ、と笑う。洋風であったり、また和風であったりするささきようこさんの陶人形展、かれこれ7年振りの開催になる。
「ささきようこ陶人形展」
6月1日から15日まで
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水曜定休
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