函館は積雪も気温もすっかり冬型だ。年が明けてから殆ど毎朝雪かきで、そのための身支度も完全防寒型だ。十勝の生まれで、取り柄と言えば耐寒性だったが、しかし近頃の寒さは骨身に沁みる。歳のせいでもあるが今年は異常に降り、そして寒い。

思えば防寒対策こそ人類進化の歴史だろう。衣も食(?)も住も、その目的は寒冷克服という一点に集約する。拾い集めた枯れ枝に火をつけて暖をとるところから始まり、原子核の分裂や融合にまで手を出して「想定外」に至るまでが人類史なのであるか...などと、うつらうつら谷地頭の湯に浸かってきた。


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