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 今朝の北海道新聞第一社会面によると道南の中心都市・函館に、厳しい企業リストラの波が押し寄せている。世界的な人工水晶製品メーカー子会社や半導体製造の道内最大手の派遣従業員削減に加え、フェリー会社の事業撤退などによる離職者を合わせると、職を失った人は300人余りに上り、受け皿は飽和状態で、行政も「打つ手なし」の状況だ、と言う具合に書かれている。
 記事は全道版で、紙面のおよそ半分近くを占めている。まさに大事件扱いだ。見れば函館報道部知人記者の署名記事で、タイトルの「函館リストラ津波」はその見出しである。今や世界中から聞こえて来る話題だけれど、しかしそれは「我がこと」なのであり、間違いなく大津波が北の開港都市・函館を襲ってるのを思い知らされる。
 国民を守れない国、市民を助けられない市に我々は住んでいるのかもしれない。安全安心どころか次世代を育てることも出来ないわけで、これは間違いなく未来を放棄した社会だ。

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 去年があり今年がある。しかし今年の延長が必ずしも来年ではないというのがなんとも恐ろしい。未曾有の金融危機が世界を覆っていて、とりわけ貪欲資本主義の権化アメリカ金融業界と自動車産業が実質的に破綻して国家の保護を求めてるらしい。その国家の方だって破綻寸前なわけで、この制度に隠された欠陥と恐怖に気づかされて恐れおののいてるのが他ならぬアメリカだろう。社会主義国家が次々自由主義経済に移行したけれど、しかしその対極にいたアメリカが社会主義に移行するという劇的な瞬間に我々は立ち会う事になるのかも知れない。世界は混沌、わが国家も迷走をきわめていて、来年などどうなるか想像することができない。しかし、それがどんなものであれ来年は来る。目を大きく瞠り、人類史の大きな節目に出会える幸運を喜びたい気もする。 
 そんな来年の予言が記されてるわけではないが、函館からとても函館らしいカレンダーが生まれたので紹介する。左が函館の過去を描いた絵図と写真が載ったもので4枚一組、函館マルチメデイア協議会発行。右は函館の料理人たちが協力して制作したもの。地元食材を利用した料理と料理人が載っている。こちらは12ページもので、興味ある方はギャラリーにご一報を。 

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