今朝の北海道新聞第一社会面によると道南の中心都市・函館に、厳しい企業リストラの波が押し寄せている。世界的な人工水晶製品メーカー子会社や半導体製造の道内最大手の派遣従業員削減に加え、フェリー会社の事業撤退などによる離職者を合わせると、職を失った人は300人余りに上り、受け皿は飽和状態で、行政も「打つ手なし」の状況だ、と言う具合に書かれている。
記事は全道版で、紙面のおよそ半分近くを占めている。まさに大事件扱いだ。見れば函館報道部知人記者の署名記事で、タイトルの「函館リストラ津波」はその見出しである。今や世界中から聞こえて来る話題だけれど、しかしそれは「我がこと」なのであり、間違いなく大津波が北の開港都市・函館を襲ってるのを思い知らされる。

国民を守れない国、市民を助けられない市に我々は住んでいるのかもしれない。安全安心どころか次世代を育てることも出来ないわけで、これは間違いなく未来を放棄した社会だ。


